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コラム

鈴木智子が「おもしろい」と思っている事柄について。

英語が「できる」ようになるためには、学習方法を変えなければなりません

「翻訳ではなく、原文で『不思議の国のアリス』を読みたい!
と思ったのが、そもそものきっかけでした。

子どもの頃にテレビで見ていた兼高かおるさんに憧れ、小学生の時に行った大阪万博でたくさんの外国の方々に会い、新潟の田舎で育った私は、いつも、「世界」の広さに強い興味を持ってきた気がしています。

知らないことを知りたい。自分の目で直接見てみたい。
好奇心が旺盛だったんです。

とにかく、「使える」英語を学ぼうとさまざまな学校のプログラムを探した結果、これはイケル!と感じたプログラムを発見。早速入学。

今ではかなり普及したメソッドだと思いますが、当時は、日本にはここしかないというくらい珍しいプログラム。異文化間コミュニケーションをスムーズにこなすことを究極の目的としたものでした。

この目的を達成するには、言葉を理解しなければなりません。言葉が理解できても、それだけでは不十分。言葉を使って相手の主張を理解し、自分の主張を理解してもらえる方法で伝えなければなりません。言葉の違いは文化の違い、文化の違いは価値観の違いなのです。

中学校や高等学校での英語の授業、覚えていらっしゃいますか?単語を一つずつ別の言語に置き換えて、文法の決まりに従って、順番をひっくり返したり…

このやり方では、英語が「できる」ようにはなりません。
英語で書かれた文書を理解できるようにはなりますが、文化の違いを超えてできるだけ正確に意思の疎通をはかるというレベルには達しないと思います。

この異文化間コミュニケーションプログラムで私が学んできたことは、日本語を理解されない方とのコミュニケーションに限らず、普段の生活やビジいネスシーンでのコミュニケーション力をアップしてくれるので、いくつかヒントをご紹介しようと思います。

私の英語の先生が一番最初にしたことは、先生が言った通りに生徒が行動するということでした。
Go to the door. と言われれば、ドアのところまで行きます。
Open the door. と言われれば、ドアをあけます。
こんな感じ。
まるで、子どもに向かっているようでしょう?

これが重要なんです。誰でもそうであるように、言葉を覚える過程にある子どもたちは、文法など難しいことは考えません。最初にモノの名前を覚えて、行動を覚えていきます。様々な行動を体験するうちに、感情に関わる言葉を覚えて行くようになるのです。机で辞書を引きながら勉強するよりも、「音」として耳から入れる、そして、行動するほうが、数倍早く習得できます。

ディスカッションの授業の時のことです。一人の生徒が発表した内容に対して、他の生徒たちが質問をするという授業だったのですが、発表が終わっても、クラスは静まり返ったまま。先生が質問を促しても、活発な発言は無し…

なぜ質問が出なかったか?

多くの生徒は質問を持っていたのですが、どう言ったらよいのかがわからずにいたんです。文法的に正しくないかもしれない…。言い方が正しくないと理解してもらえないに違いない…。間違ったら恥ずかしい…。それが、理由。

理由を理解してくれた先生の言葉。

「いいですか。北米にはいろんな国から移民してくる人たちがいます。英語が流暢に話せないどころか、英語を全く理解しない人たちもいます。でも、彼らはそこで生活しなければなりませんから、何が欲しいのか、相手に何をしてほしいのか、相手に伝えたいことをとにかく話します。文法のことなど誰も気にしません。『伝えること』、『伝わること』が言葉の第一の目的です。ブロークン・イングリッシュで良いんです。とにかく口に出していれば、文法は後からついてきます!」

まさにその通りですね。

中学校・高等学校の英文法の授業で文法を間違えたら減点されるのは仕方ありませんが、伝わる英語、すなわち「英語ができる」ようになるには文法に囚われすぎるのは正しくありません。私たちの学校では、Comand of Communicative Englishとして「伝わる英語力」を評価されました。このときの体験は、後に私が通訳の仕事に就いたときも、そして、現在のSEOの仕事でも、とても役立っています。

英語が「できる」ようになるためには、学習方法を変えなければなりません。
既成概念に囚われていると、あの時のディスカッション授業のように無口な人になってしまいますよ。

次回は、「言葉の違いは文化の違い。けれども感情は万国共通」について書きたいと思います。お楽しみに。

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